東京大学
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東京大学
より良い未来社会を見据え、FSIを旗印に知識集約型社会への変革を駆動する大学へ
東京大学が構想してきた人類社会のより良い未来社会に向けたビジョンを、目指す方向が合致するSDGsを通じて学内外に広めるとともに、学際融合分野・新分野の創出やグローバル化戦略、多様なセクターとの協働などを推進する全学体制の司令塔として「未来社会協創推進本部(FSI)」(Future Society Initiative)を設置している。
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令和5年度「東京都と大学との共同事業」
トーンウッドに学ぶ持続可能な素材・技術に基づく個性輝く音楽製作
トーンウッド(楽器用木材)に代えて、安価で高品質な新素材・新技術を活用し、持続可能な楽器・音響部品(SMI)を開発します。SMIを設計・製造する工程を学べる体験型イベントや演奏会等を含む公開イベントを実施します。音楽活動の格差が是正され、経済的不平等性を解消したインクルーシブな社会形成と質の高い教育を提供します。
令和4年度「東京都と大学との共同事業」
インクルーシブフードの開発と普及
摂食嚥下障害がある子供とその親が一緒に楽しめるインクルーシブフードを開発します。 子供、親、支援者、企業等を対象とした試食会を実施し、SNSで発信するとともに、インクルーシブフードを提供する飲食店等をWEB上のマップで紹介します。障害の有無に関わらず、誰もが同じように外出先でも家庭でも、おいしい食事を食べられる東京になることを目指します。
摂食嚥下障害がある子供とその親、支援者、企業等を対象とした試食会を実施しました。詳細はこちらから。
摂食嚥下障害がある子供が噛まずに飲み込め、彩りも鮮やかなインクルーシブフード・スィーツを開発しました(子供が好きなメニューをアンケート調査し、ビーフステーキや唐揚げなどの「もぐもぐBOX」を作成)。また、子供、親、支援者、企業等を対象に試食会や完成披露会を実施し、インクルーシブフードの魅力をPRしました。今後、共同研究で開発したフードを提供する店舗等と連携し、障害の有無に関わらず、誰もが同じように家庭や外出先等でおいしい食事ができるインクルーシブ都市・東京を推進します。
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令和3年度「東京都と大学との共同事業」
地域参加による換気の可視化 向上プロジェクト
飲食店・劇場・病院・学校などの感染防止対策として、換気を可視化・向上する取組を地域の店舗・事業所等の参加により実施しました。
事業所のCO2濃度をWEB上で可視化・分析できるIoTゲートウェイ「CO2ハブ」を開発し、SNSを活用した専門家のアドバイスや事業所間の交流により、換気のノウハウを共有しました。本プロジェクトによる蓄積を「換気対策ガイドブック」としてまとめ、公開するとともに、飲食店等のコロナ対策リーダーへ発信するなど広く周知を行いました。
また、地域の店舗・事業所のCO2濃度をリアルタイムで公表する実証実験として「換気良好マップ」を作成しました。
- 今年度の実績を踏まえ、上記のとおり事業内容の記載を更新しました。
- 令和4年1月、飲食店・音楽会場などのための「換気対策ガイドブック」を作成し、公開しました。
- 令和4年3月、換気良好店を可視化する「TOKYO換気良好マップ」の実証実験を開始しました。
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令和3年度「東京都と大学との共同事業」
「デジタル上野の杜」プロジェクト
文化・観光の拠点である上野公園エリア(上野動物園、東京都美術館、東京文化会館等を含む)を3Dスキャナーで点群データ化し、アバターを通じて散策や会話を楽しめるバーチャル空間「デジタル上野の杜」を構築・公開しました。
取得した点群データは、デジタル空間上に東京都を再現することを目指す「東京都デジタルツイン3Dビューア」にも掲載し、デジタルツイン実現プロジェクトの推進に寄与しています。
- 今年度の実績を踏まえ、上記のとおり事業内容の記載を更新しました。
- アバターを通じて交流が可能なバーチャル空間「デジタル上野の杜」をオープンしました。(点群データを活用した動画も同時公開)