中村副知事の海外出張について(ドイツ・オランダ)
中村副知事が、ドイツ連邦共和国(ドイツ)及びオランダ王国(オランダ) へ出張したので、お知らせします。
1 出張先
ドイツ(ベルリン市)、オランダ(ハーグ市・ロッテルダム市)
2 出張期間
令和6年10月6日(日曜日)から10月10日(木曜日)まで
3 出張者
中村副知事、政策企画局職員 計4名
4 経費
4,065千円
5 出張目的
ドイツでは、友好都市提携30周年を迎えたベルリン市を訪問し、両都市の更なる友好関係の促進を図るとともに、都市づくりなどベルリン市の先進的な取組を視察する。 オランダでは、ハーグ市で開催される都市・自治体連合ワールド・カウンシルに参加し、東京都の先進的な政策等について講演する。また、ロッテルダム市を訪問し高潮対策など強靭化対策関連の視察を行う。
6 出張の日程・内容
日程:令和6年10月6日(日)~10月9日(水)(10月6日、10日は移動日)
日程 | 内容 |
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10月6日(日) | ・Festival of Lights 2024視察 |
10月7日(月) | ・ベルリン市青少年・家庭担当政務次官との面会 ・テーゲル・プロジェクト視察(空港跡地の再開発、スタートアップハブ等) ・ベルリン市長との面会 ・駐ドイツ日本国大使との面会 ・マルツファブリック視察(歴史的建造物の利活用) |
10月8日(火) | ・ロッテルダム港視察(APMターミナル、水素コンバージョンパーク) ・可動式防潮堤(マースラント・バリア等) ・CICロッテルダム視察(スタートアップ支援施設) ・ロッテルダム市副市長(港湾・経済・ホスピタリティ・ガバナンス担当)との面会 ・駐オランダ日本国大使との面会 |
10月9日(水) | ・都市・自治体連合ワールド・カウンシル出席(講演実施) ・ハーグ市長との面会 |
7 出張の主な成果
友好都市提携30周年を迎えたベルリン市では、カイ・ヴェーグナー・ベルリン市長と面会し、両都市の更なる連携強化について意見交換をしたほか、ファルコ・リーケ・ベルリン市青少年・家庭担当政務次官と面会し、子供政策について意見交換するとともに「東京こども政策国際会議」への招待を行った。 また、空港跡地の再開発計画であるテーゲル・プロジェクトを視察すると共に、製麦工場跡地(歴史的建造物)を利活用しているマルツファブリックを視察した。 さらに、在ドイツ日本国大使館を訪問し、柳大使とドイツの経済状況等に関して意見交換を行った。
ロッテルダム市では、ロバート・サイモンズ・ロッテルダム市副市長と面会し、持続可能な都市の実現に向けた連携・協力について意見交換を行った。また、姉妹港35周年を迎えるロッテルダム港を視察すると共に、スタートアップエコシステムの構築に向けた取組の参考とするため、CICロッテルダム を視察した。さらに、在オランダ日本国大使館を訪問し、南大使とオランダのエネルギー事情等に関して意見交換を行った。
ハーグ市では、都市・自治体連合ワールド・カウンシルに出席し、都が取り組む気候変動対策について講演するとともに、持続可能な都市を高い技術力で実現する取組「SusHi Tech Tokyo」を世界に向けて発信した。会場では、開催都市の首長であるヤン・ファン・ザーネン・ハーグ市長と面会し、更なる交流の促進について意見交換を行うとともに、都が主導する国際ネットワークG-NETSのPRを行った。